位牌に戒名を書きますが、俗名を書く場合はどのような時なの?
2023年2月8日
一般的に死後、位牌に戒名を書きますが、俗名を書くことがある場合はどのような時か。創価学会では戒名がないと聞きますが、俗名の位牌を祀っているのでしょうか。
戒名は、亡くなった方が仏門に入った証として授けられる名前ですので、仏式のお葬式では通常お位牌には戒名を書きます。
戒名は必要ないが、お葬式の際ご住職に読経してほしいという方もいらっしゃいます。
しかし本来のかたちではないので受けていただけるご住職と、いただけないご住職がいらっしゃいます。
創価学会の葬儀は友人葬と呼ばれています。
友人葬の場合、戒名を授かりませんのでお位牌には俗名を書きます。
創価学会の方が準備していただける地区もあれば、葬儀社で準備する場合もあります。
創価学会のホームページの中に友人葬についてのQ&Aがあり、位牌のことが書かれていましたので紹介します。
Q.位牌について、どのように考えればよいでしょうか?
A.位牌はもともと中国の儒教の風習を仏教が取り入れたもので、故人の「名札」のようなものですから、拝んだりするものではありません。
このような理由からも故人の成仏とはなんら関係のないものです。葬儀が終われば、しかるべく処分して問題ありません。
出典:SOKAnet(https://www.sokanet.jp/recommend/yujinsou/)
俗名とは出家する前に名乗っていた名前のことで、普段使用している名前です。戒名は出家した後や亡くなった後に授かる名前です。
俗名で位牌を作る理由は他にどのようなものがあるのでしょうか。
1つは故人が無宗教だった場合。
最近では自由葬といった葬儀を選択する人もいます。
そういった方のために俗名で位牌を作ることができます。
また、戒名を授かるための金銭的な負担が大きいというような場合も、俗名を使用することがあります。
投稿者プロフィール
- セレモニー心は家族葬専門の葬儀社として、皆様の葬儀に対する不安や悲しみに寄り添って参りました。近年、少子高齢化や価値観の多様化により葬儀社に求められることは大きく変わろうとしています。家族葬専門「セレモニー心では、お客様目線を第一に考え、地味でもなく、派手でもなく「ちょうどいい」と感じていただける空間をご提供し、温かいご家族の時間をお過ごしいただきたいと心から願っております。
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