棺の中に入れる副葬品。 生前好きだったお菓子など、ビニール製の包装袋のまま入れてもいいの?
2021年1月6日
2022年11月10日
2022年11月10日
故人とともに埋葬する品を副葬品といいます。
日本では火葬率が99パーセントなので、棺に入れ一緒に火葬するものを指します。
副葬品には、故人が生前愛用していたものや好きで食べていたもの、遺族が思いを込めたものなどを納めます。
燃えずに残ってしまうものなどは避けた方がいいと思いますが、お菓子のビニール製の包装袋は入れてもいいのかよく聞かれます。
小さなお菓子やお饅頭などのビニール個包装ならそのまま納めることもありますが、袋菓子の包装は外して中身を半紙に包んで納めた方がいいでしょう。
スナック菓子などのアルミ蒸着フィルムは残りやすいので入れないようにしています。
また、よく好きだった飲み物を棺に入れたいとご希望される方がいらっしゃいます。
その時は、紙コップにティッシュペーパーを数枚入れて、少量の飲み物をティッシュペーパーに染み込ませます。
その紙コップを棺の枕元の角へ倒れないように差し込み、ご遺族様のご要望に応えられるようにしています。
葬儀会社や火葬場によって異なると思いますが、できる範囲柔軟に対応しています。
迷惑をかけないよう配慮をし、気持ちよくお見送りしたいですね。
投稿者プロフィール
- セレモニー心は家族葬専門の葬儀社として、皆様の葬儀に対する不安や悲しみに寄り添って参りました。近年、少子高齢化や価値観の多様化により葬儀社に求められることは大きく変わろうとしています。家族葬専門「セレモニー心では、お客様目線を第一に考え、地味でもなく、派手でもなく「ちょうどいい」と感じていただける空間をご提供し、温かいご家族の時間をお過ごしいただきたいと心から願っております。
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