お墓への納骨を自分で行ってもいいの?気になる納骨時の注意点など。
2023年2月8日
コロナの影響により家族葬を選択するケースが増えていますが、「お墓への納骨も自分で行いたい」と思ったことはありませんか?
そもそも自分で納骨室を開けて納骨を行い、お経も上げて納骨式を済ませることは可能なのでしょうか?
自分で納骨をするときの注意点などをご紹介します。
まず、ご遺族様がご納得されているのならご家族だけで納骨されても問題ないと思います。
でも1つ気を付けておかないといけないことがあります。
納骨の際に埋葬許可証(火葬許可証)を墓地の管理者に提出しないといけない法律になっていますので、事前に墓地の管理者に確認してから納骨するようにした方がよいでしょう。
墓地の管理者とは主に墓地の窓口であり、管理を任されている責任者のことです。
墓地管理者が見つからない場合は基本的にその墓地に埋葬することができないため、不明な場合はお墓のある区市町村の役場に問い合わせてみましょう。
寺院墓地の場合は、お寺の住職に確認をしてください。
自分で納骨を行うことは可能ですが、お墓の構造によっては納骨する際に重い石などで怪我を負うおそれもあるため、無理をせず石材店に依頼することをお勧めします。
【関連記事】
・納骨を行う時、お墓があるお寺へ知らせるべき?
・すでに建ててあるお墓に納骨する場合、どのような許可や書類が必要なの?
【参考文献】
・厚生労働省HP「墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)」
第14条「許可証のない埋葬等の禁止」
墓地の管理者は、第八条の規定による埋葬許可証、改葬許可証又は火葬許可証を受理した後でなければ、埋葬又は焼骨の埋蔵をさせてはならない。
投稿者プロフィール
- セレモニー心は家族葬専門の葬儀社として、皆様の葬儀に対する不安や悲しみに寄り添って参りました。近年、少子高齢化や価値観の多様化により葬儀社に求められることは大きく変わろうとしています。家族葬専門「セレモニー心では、お客様目線を第一に考え、地味でもなく、派手でもなく「ちょうどいい」と感じていただける空間をご提供し、温かいご家族の時間をお過ごしいただきたいと心から願っております。
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