家族葬で気をつけたい基本マナー|参列前に知っておきたい配慮とは
2025年12月8日
近年、身内やごく親しい方だけで静かにお見送りをする「家族葬」を選ぶご家庭が増えています。
家族葬は一般葬に比べて小規模で、よりプライベートな空間で行われるため、参列者には一般的な葬儀とは異なる特別な配慮やマナーが求められます。
故人やご遺族に失礼がないよう、基本的なマナーを理解しておきましょう。
今回は、家族葬で特に大切となるマナーを一部ご紹介します。
家族葬のマナー
◆参列依頼がなければ参加しない
家族葬では、ご遺族から直接の案内や参列依頼がない限り、弔問や参列を控えることが基本です。
家族葬は「故人と近しい人だけで行いたい」という意向が込められているため、弔問客が増えるとご遺族の負担につながる可能性があります。
後日あらためて弔問の機会があれば、その際に弔意を伝えるなど、ご遺族の意向を最優先にした行動を心がけましょう。
◆香典や供物の辞退がないか確認する
家族葬では、香典や供物の辞退を希望されるケースが多く見られます。
案内状や連絡に「香典辞退」と明記されている場合は、ご遺族の意思を尊重し、持参しないようにしましょう。
明確な記載がない場合は、受付で控えめに確認するか、辞退の可能性を考えて持参を控えるなど、負担をかけない配慮が必要です。
◆葬儀に関することを口外しない
家族葬で知り得た情報(葬儀の日程・場所・参列者など)を外部に漏らすことは厳禁です。
家族葬は、ご遺族が「静かに見送りたい」と願う気持ちを大切にする葬儀形式です。
不用意に情報が広まることで、予期せぬ弔問客が増えてしまうなど、ご遺族の意向に反する事態を招く可能性があります。
故人とご遺族の思いを尊重し、プライバシーを守ることが求められます。
以上、家族葬のマナーを一部ご紹介しました。
家族葬では、ご遺族の静かな時間を守ることが最も大切です。
気遣いに欠ける行動を避け、故人を偲ぶ気持ちを大切にしましょう。
不明な点がある場合は、葬儀社へ相談すると安心です。
葬儀や法要に関して、「どんな形が良いかわからない」「準備の進め方が知りたい」など、
ちょっとしたご相談でもお気軽にお声がけください。
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- セレモニー心は家族葬専門の葬儀社として、皆様の葬儀に対する不安や悲しみに寄り添って参りました。近年、少子高齢化や価値観の多様化により葬儀社に求められることは大きく変わろうとしています。家族葬専門「セレモニー心では、お客様目線を第一に考え、地味でもなく、派手でもなく「ちょうどいい」と感じていただける空間をご提供し、温かいご家族の時間をお過ごしいただきたいと心から願っております。
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